雑文

小学二年生の息子のために選ぶ図書

小二の長男は夏休みに入ってからどうやらゲームばかりやっているようだ。

朝早起きして、すぐにタブレットを立ち上げて、エンドレスなネットゲームにかじりついている。

ゲームも否定しないが、そればっかりというのはあまりに時間が勿体なさすぎる。

なんとか読書の面白さを教え、ゲームの時間を少しでも、読書の時間に変えていきたい。

昨日の会社の昼休みに大型書店に行き、良い本がないか、探してみた。

「はじめてのキャンプ」という本を手に取ってみた。かつて小学生の頃、何度となく行ったキャンプの事を思い出し、懐かしい気持ちになった。

ちょうど9月の連休にキャンプに行くことになっているし、ちょうどいい、これにしよう!と決めて、購入。

今朝、長男に渡したら、興味を持って読み始めてくれた。そして、あっさり、10分くらいで読了。

「え、もう読み終わったの?」「うん」

またタブレットのゲームに戻ってしまった。

「そうすけ(次男。年中組)にも、読んであげてな?」

と言っておいたが、読んでくれるかな。

小学生高学年向けの三国志や「くちぶえ番長」といった少し長めの小説だと、嫌になって放り出してしまうし、かといって、昨日買ってきた「はじめてのキャンプ」だと易しすぎるようだ。

小学二年生にちょうどいい図書を選ぶというのはなかなか難しいものだと痛感した。

一時期、本人が率先して読んでいた「エルマー」や「怪盗クロネコ団」がちょうどいいのかな?

あとは、書店でいいなと思ったのは「小学二年生のための….」というタイトルの本が充実しているので、あまりに悩んだら、そういうのも悪くない。ジャンルも、「名作」とか「科学」とか、いろいろある。

しかし今回、「はじめてのキャンプ」を購入したことは全く後悔していない。二年生の子供には少々量的に物足りないとはいえ、キャンプのワクワク感を教えてくれる楽しい内容はぜひ息子たちに学んで欲しいし、何よりゲームばかりの息子が読書したという意味では、頑張って昼休みに本を選んだ甲斐があったといえる。

また、子供に読書に興味を持たせるには、親が内容を見て選ぶ、というのが重要なのかな、と思った。アマゾンで評判が良いからと買った本より、親が心から読ませたいと思った本の方が、明らかに子供も楽しく読んでくれる。書店に足を運び本を選ぶのは大変だけど、その苦労に見合う価値は十分にあると思う。

パパママの皆さん、ぜひ子供のために本を選ぶ「本活」を実践しましょう!